“体験に溶け込む販促設計 – タワマンで見えた、行列のできるサービス案内のかたち”

このブログは新都市生活研究所のメルマガ「タワーマンションから始まる新サービス創世記」からコンテンツを再利用したものです。

大手生命保険会社様の撮影会×射的、資産運用相談サービス運営企業様のスライム・レジンワークショップ。一見異なるこの2つの企画に共通していたのは、行列ができるほどの人気でした。予約枠はすぐに埋まり、当日は開始直後から行列ができるほどの盛況となりました。
けれど、これは単なる「楽しいイベントでした」という話ではありません。どちらの企画も、この人気が具体的なアンケート回収数や個別相談の獲得にもつながっています。今回は、なぜこれらの企画が住民の皆様の心をつかんだのか、そしてそれがどのように企業様の成果へと結びついたのか、その理由と価値をご紹介します。

【事例紹介:プロカメラマン無料撮影会&射的(大手生命保険会社様)】

2026年8月8日、ブランズタワー豊洲で開催された「BRANZ納涼ラウンジ」。4Fホールに設けられた大手生命保険会社様のブースでは、家族写真・証明写真・プロフィール写真等を無料で撮影できるプロカメラマンの撮影会と、お菓子が当たる射的を同時開催しました。参加には、10分間のFP(有資格者)相談、または簡単なアンケートへの回答という条件を設けました。

1:イベントの特徴
出展:大手生命保険会社様
場所:ブランズタワー豊洲 4Fホール
時間:10:00〜17:00
内容:プロカメラマンによる無料撮影会(1カット無料、事前予約でさらに1カット追加)、射的(お菓子プレゼント、チャンス3回)
参加条件:FP相談(有資格者)10分、またはアンケート回答

2:ハイライト
・予約枠の8割強が埋まる盛況
・アンケート回答は約70件
・深い相談や次回アポイントメントにつながったケースも10件前後
・撮影ブースへの入りも好調
・空いた枠は当日の立ち寄り客をうまくキャッチし、しっかり稼働
・同マンションでの出展は2回目。「次回もまた出たい」と思えるイベントだったとの声も
・「撮影」「射的」という体験を入口にすることで、相談・アンケートへの心理的ハードルを下げる設計

【事例紹介:スライム・レジンワークショップ(資産運用相談サービス運営企業様)】

2026年7月20日、2Fグランデッキを中心に丸一日賑わった複合イベント「OCEAN DAY」(パークタワー晴海)。資産運用相談サービス運営企業様のブースでは、「スライムづくり」(先着50名)と「海レジンワークショップ」(アプリ予約とアンケート回答で参加)を実施しました。開始直後から行列ができ、終始高い人気が続きました。
アンケート回答は30件を超え(スライム・レジン合算)、個別相談も10組前後に上りました。うち複数組はその場で日程を確定し、後日調整分を含めると半数以上が次回以降の接点につながる見込みです。
なお、他企業様の型抜き企画など、同様に体験コンテンツを軸にした企画でも高い参加率を記録しています。

【なぜ「体験」が販促の入口として機能するのか】
今回の2社の企画に共通していたのは、サービス案内そのものを主役にしていない点です。
・撮影や射的、ものづくりといった「楽しみたくて並ぶ」コンテンツを、企業様ご自身が持ち込む
・その体験と引き換えに、相談やアンケートという軽い接点が生まれる
・住民にとっては「販促を受けた」という感覚ではなく「楽しい体験をした」という記憶が残る

この順番が逆になり、相談や商品説明が主役になってしまうと、住民の足は止まりにくくなります。今回ご紹介した2社の事例でアンケート回収数・相談件数の両方が確保できたのは、この「体験が先、案内は後」という設計が効いた結果だと考えています。

【今回のイベントで見えたスポンサー企業様への価値】
・撮影や射的、ものづくりという体験を入口にすることで、通常の相談ブースより心理的ハードルが低い状態でアンケート・相談機会を獲得
・大手生命保険会社様:アンケートは約70件、深い相談・次回アポイントメントにつながったケースも10件前後。2回目の出展でも高い満足を得て、継続出展の意向にもつながる結果に
・資産運用相談サービス運営企業様:アンケートは30件を超え、個別相談も10組前後。半数以上が次回以降の接点に
・住民満足度・管理組合からの評価も高く、単発で終わらず継続的に出展できる場であることが今回の実績からも見えてきました。

【読者の皆様へ:サービス案内を「体験」に変える設計のご提案】
貴社の商品・サービス案内を、タワーマンションという特別な空間で「体験」として届けてみませんか?

今回の事例が示すのは、相談やアンケートといった従来型の接点も、体験というフックを設けることで参加率・回収数の両方を高められるということです。この2社の事例から見えてきた設計のポイントを踏まえ、貴社の商品・サービスに合った「体験の入口」のご提案も可能です。
・金融・保険など、専門的な相談を必要とするサービスの皆様
・体験を通じたブランド認知を求める皆様
・アンケートや資料請求など、具体的なリード獲得を目指す皆様
ぜひお気軽にお問い合わせください。

池崎 健一郎

池崎 健一郎

「日本のマンションに、もっとワクワクを」をヴィジョンとした株式会社新都市生活研究所を2021年に創業、同代表取締役。

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