“屋上が創る究極の非日常体験 – 3年間の進化が示すタワマン空間革命の到達点”

このブログは新都市生活研究所のメルマガ「タワーマンションから始まる新サービス創世記」からコンテンツを再利用したものです。今回は、2025年5月に開催した「ROOFTOP LUXURY LOUNGE」について、これまでの軌跡を振り返りながらご紹介します。2022年の創業初期から続けてきた「ルーフトップバー」というコンセプトが、3年間でどのように進化し、企業プロモーションの場としてどのような成果を生み出してきたのか。その到達点としての今回のイベントが示す、新たなマーケティング機会の可能性についてお伝えします。

【3年間の軌跡:プロモーション効果の飛躍的向上】

弊社が初めてルーフトップバーイベントを開催したのは2022年9月。当時の私の想いを、創業間もない頃のnoteから引用いたします。

「日本のマンションに住んでいて、棟内でワクワクすることって、ある?少なくとも、僕は無かった。新築マンションのモデルルームに行くと、とても高揚感を掻き立てられます。しかし、いざ住んでみるとどうでしょう?日常の連続が続きます。」

この問題意識から始まった私たちの挑戦は、結果として企業にとって極めて効果的なマーケティング機会を創出することとなりました。

<2022年「東南アジア ルーフトップバー」での企業成果>
・1棟のマンションで最大200名以上を動員
・海外不動産投資会社のスポンサードによる高いブランド露出効果
・参加者からの「こういうイベントを待っていた」という高い満足度

当時はコロナ禍がまだ色濃く残る時期で、マンション内での飲食提供は「チャレンジ要素がかなり強いもの」でした。しかし、その分参加者の印象に強く残り、スポンサー企業にとって記憶に残るブランド体験を提供できました。

【3年間の軌跡:ROOFTOP LUXURY LOUNGE 2025 – 進化の到達点】

そして2025年5月24〜25日、BrilliaMare有明TOWER&GARDENで開催した「ROOFTOP LUXURY LOUNGE」は、3年間の試行錯誤の集大成として位置づけられます。

1:イベントの特徴
協賛:home365様(PREMIUM SUPPORTER)
場所:BrilliaMare有明TOWER&GARDEN 展望デッキ・33Fテラス
開催期間:2日間連続開催
内容:東南アジア風のルーフトップバーをマンションの中に出現、多層空間活用、SNS連動型プロモーション

2:3年間で進化したプロモーション要素
空間演出の高度化:階段からテラスまで、全動線における一貫したブランド体験の提供
企業連携の洗練:押し付けがましさのないSNS連動型プロモーション手法の確立
運営ノウハウの蓄積:2日間連続開催を可能にする安定した集客・運営体制
偶然性の価値化:お台場花火大会との偶然のコラボレーションによる記憶に残る体験

3:継続開催による企業プロモーション効果の向上
2022年:初回開催のため認知度ゼロからのスタート
2025年:「このイベントは去年もしていたんですか?」という声に見られる継続開催への期待

この変化により、スポンサー企業様にとっては「恒例の人気イベントのスポンサー」というポジションを獲得でき、より高いブランド価値向上効果を期待できるようになりました。

階段からの演出による印象深いブランド体験

タワマン 差別化

上の写真でお分かりのように、ROOFTOP LUXURY LOUNGEでは、紫のネオンライトが会場を彩る重要な演出の一つとなっています。
通常タワマンの屋上に上る階段は、非常階段のような雰囲気ですが、弊社はここに照明を入れることで、東南アジアのスカイバー風の空間を作り上げています。階段を上る段階から非日常感を演出し、屋上に出ると光と音楽が参加者を迎え入れます。
この「演出された導線」により、参加者は入場の瞬間からブランド体験に没入し、通常の広告やイベントでは得られない深いエンゲージメントを実現できます。

マンション コミュニケーション

テラス席での特別なおもてなし

今回は初の試みとして、テラス席での特別なおもてなしを実施しました。丸テーブルには上質なクロスを被せ、椅子にはクッションを配置したことで、まさにラグジュアリーラウンジの雰囲気に!
この空間で、home365様のX(旧Twitter)やInstagramのフォローによるウェルカムドリンクサービスを実施。「素敵なサービスですね」というお声をいただくなど、自然で好意的なブランド接触を実現できました。

マンション ブランディング

お台場花火大会との偶然のコラボレーション

そして何といっても、お台場から打ち上がる大迫力の花火がこのイベントに華を添えてくれました。
ブリリアマーレ有明の屋上やテラスという特等席から眺める花火は圧巻で、音楽と光に包まれながら五感をフルに使って楽しめる非日常体験となりました。
この偶然のコラボレーションにより、参加者にとって生涯忘れられない思い出となり、同時にhome365様のブランドも強く印象に残る結果となりました。

タワマン 魅力

home365様の具体的成果

SNSフォロワー増加:多くの方がその場でフォローし、開始直後から盛り上がりを見せました
長時間のブランド接触:2時間以上の自然なブランド体験機会
口コミ効果:特別な体験により、参加者による自発的なSNS投稿を促進
好意的ブランド印象:押し付けがましさのない自然なプロモーションによる好印象形成

ビジネスモデルとしての成熟:なぜ今、企業が注目すべきなのか

1. 確実な効果が期待できる成熟したプラットフォーム
私たちが事業を開始した2021年4月はコロナ禍の真っ只中でした。当時は「マンション内での飲食提供」すら画期的な挑戦でした。しかし現在、この取り組みは年間100件以上のイベントを開催する安定したビジネスモデルへと成長しています。

2. 「三方よし」による持続可能な成果創出
創業時から掲げてきた「企業・管理組合・住民に三方よし」の理念が、3年間の実績により具体的な成果として可視化されています。

企業側:従来アプローチ困難だった富裕層への確実なリーチと深いエンゲージメント
管理組合側:予算をかけずに共用施設の活性化と住民満足度向上
住民側:日常生活圏内での特別な体験機会

3. 再現可能性と拡張性の確立
今回のROOFTOP LUXURY LOUNGE成功の背景には、以下の確立されたノウハウがあります。

管理組合との信頼関係構築プロセス:56棟27,886戸との契約実績
演出・運営の標準化:他マンションでも再現可能な手法の確立
企業連携のベストプラクティス:自然で効果的なプロモーション手法

企業プロモーションにおける優位性

1. 他では得られない顧客接点の質
ROOFTOP LUXURY LOUNGEのような特別な体験の中で自然にブランド接触する機会は、通常のマーケティング活動では決して得られません。参加者は「広告を見せられている」ではなく「素晴らしい体験をしている」という認識の中で、貴社ブランドと接触します。

2. 確実なターゲティングと長時間エンゲージメント
参加者は全員が富裕層で、かつ自発的に参加しているため、押し付けがましさのない自然なプロモーションが可能です。一般的な広告が数秒〜数分の接触なのに対し、2時間以上の継続的なブランド体験を提供できます。

3. 記憶に残る体験による長期的ブランド価値向上
特別な体験は参加者の記憶に深く刻まれ、長期的なブランド想起率向上に寄与します。また、参加者による自発的なSNS投稿により、追加的な認知拡大効果も期待できます。

成熟したプラットフォームでの新たな挑戦

ROOFTOP LUXURY LOUNGEの成功は、私たちのプラットフォームが「実験段階」から「実用段階」へと移行したことを示しています。
今こそ、以下のような企業様にとって参入の最適なタイミングです。
◆ 不動産・金融関連企業の皆様
住まいの価値を最も実感できる空間での、自然で効果的な顧客接点として
◆ プレミアムブランドの皆様
確立されたプラットフォームでの安心できるブランド体験創出の場として
◆ 新規サービス展開企業の皆様
富裕層マーケットでの認知獲得と初期ユーザー獲得の効率的な手段として

私たちが築き上げた信頼関係、ノウハウ、そして住民とのつながりを活用し、貴社のビジネス成長を共に実現していきませんか?
単なるイベント開催ではなく、タワーマンション市場における長期的なビジネスパートナーとして、皆様のお役に立てることを確信しています。

池崎 健一郎

池崎 健一郎

「日本のマンションに、もっとワクワクを」をヴィジョンとした株式会社新都市生活研究所を2021年に創業、同代表取締役。

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